英語教育者 株式会社LACOMS 代表取締役 水野 潔英語教育者 株式会社LACOMS 代表取締役 水野 潔

「英語教育を変えてみせる」
その覚悟があるから、できるんです。

「音」と「映像」から入ること
それが英語学習の鉄則です。
英語教育者
株式会社LACOMS
代表取締役
水野 潔

東京は代々木に、日本人の駆け込み寺のようになっている英語の専門スクールがある。その名はLACOMS。中学、高校で長く「受験英語」を学んできたはずなのに、社会に出ると、まともに聞くことも話すこともできない―。英語に絶望した人々の誰もが驚くその学習効果の秘密は、バイリンガルの日本人講師たちによる、日本人に向けた独自の教授方法、そしてその教授方法に基づき開発されたユニークな教材にある。提唱するのは、同スクールを主宰する水野潔氏、「英語教育」のプロフェッショナルだ。


LACOMSが独自開発した教材。冊子のみならずスマートフォンやタブレット端末での学習も可能。そこには英語学習の神髄が詰まっている

水野氏のもとには、英語に何度も挫折しながらも、仕事や生活の環境変化によって、「使える英語」の必要に迫られた人が続々と駆け込んでくる。そして、どんな相手も驚くべき変貌を遂げる。時には、こんな人物も見事に生まれ変わらせた。

特に忘れられない生徒がいました。実はその子は、ちゃんと高校も卒業していたのですが、be動詞の意味すら分かっていませんでした。当時彼は建設関係の仕事をしていたのですが、ある日、大学に行こうと思い立ち、書店で配られていたパンフレットを見て、LACOMSの扉を叩いたのです。彼の話を一つ一つ聞いていて、「こんな子にこそ、しっかりとした英語教育が必要なんだ」と、使命感に駆られましたね。

 基礎を一から叩き込み直し、単語や文法はもちろん、難しい長文読解問題でも一年以内には大まかな意味が掴めるように成長しました。その結果、彼は見事一流大学に合格。どうやら、英語の点数が決め手になったようです。そして彼はLACOMS仕込みの「使える英語」のおかげで、なんと今はファンドマネージャーとして国際舞台で活躍しています。

「使える英語」を習得することで、将来の選択肢を広げてほしいと語る水野氏

受験英語だけで終わらず、「聞ける」「話せる」にも直結する水野氏の教授方法は、迷走を極める現在の英語教育においても大きなヒントとなりえるはずだ。そして、その秘訣は、「音と映像から入る」ことにあるという。

 従来の英語教育では、まず始めに日本語訳とスペルを頭に叩き込もうとしますよね。誰もが使う単語帳は、その典型です。しかし、単語帳に書かれているのは、単なる文字の形、無機質な記号の羅列にすぎません。どう発音され、どんなシーンで使われているかという、言葉を覚える上で、最も重要な要素が欠落しているんです。

 例えば、日本語で「りんご」という音を聞けば、「美味しそうで真っ赤な瑞々しい、りんご」が浮かぶと思います。それが本来の言葉のはずです。「相手に伝えたいシーンを、音を使って表現する」。それはもちろん文章だけではなく、単語一つからでも、です。しかし、私たちの今までのやり方では、「apple」と聞くと、「りんご」という日本語訳とスペルだけしか浮かばず、それに紐づけられた他の感情が湧き起こってきません。つまり文字だけで学んでしまうと、情報量が極端に少なくなってしまうのです。これが「死んだ英語」と「生きた英語」の、大きな違いです。

 そのため、まず私たちの学習法では、単語や文法を覚える時も、「音」と「映像」から入るんです。まずは正しい音から覚える。カタカナ英語は世界に通用しませんし、何よりもリスニングが困難になります。そして、音を聞いたら、実物をイメージさせ、発話にまでもっていく。これを何度も何度も繰り返させる。口を動かさなければ、発話の練習にはならないので、私たちのスクールでは、生徒さんは学校の英語の授業と違って、ずっと口が動いています。そして気がつけば、ボキャブラリーが増えるだけでなく、リスニングとスピーキングの力も同時に育まれています。

 その成果もあって、今までは英語を聞いても、頭が文字と日本語訳でいっぱいいっぱいだった生徒たちが、LACOMSで学んだ後、驚くべく変貌を遂げます。ある日を境に、音と一緒に情景が生き生きと浮かぶようになるのです。そして、英語がその生徒たちの中で、ドクドクと生命を持ち始める。「使える英語」は翼となり、彼らの将来の選択肢をぐんぐんと広げていきます。

音を聞き、イメージさせ、そして発話にまでもっていく。そのプロセスの繰り返しが生徒の学習効果を高めている

この「音と映像から入る」学習法に基づいて作られた教材が、単語帳アプリ「COM単」であり、文法用教材 アプリ「COM-G」だ。これらの教材は、水野氏の学習法を体現するLACOMSの優秀な講師陣とともに開発したものである。

 これらのアプリでは、よくある一方的な映像授業ではなく、解説をテキストに書き込んだり、話すためのトレーニングの時間が設けてあるなど、受講者が能動的に受けられる工夫がされています。また、カラー写真もふんだんに織り込まれ、学習者のイメージ想起を促してくれる仕様にもなっています。

 そして、その口頭練習時に私たちがこだわっているのは、「感情をどこまで言葉にのせられるか」です。それによって吸収の仕方が全く違うのです。

 例えば、「She gave me a birthday present.」という一文も、文字だけを何度も書いて丸暗記するよりも、実際に相手の顔をイメージして、その場面を想定しながら練習を重ねれば、遥かに生きた、使える英語に繋がります。

 また、アプリの画面上に流れる、正解した生徒をほめるタイミングやかける言葉、そして合間に挟まれる英語習得のアドバイスなどは、LACOMSが誇る講師陣の知恵と経験の結晶です。特にこだわっているのはその英文のスクリプトで、それら一つひとつは、先生たちとの喧々諤々の議論を重ねて、今も毎日のように「書いては直す」という作業を繰り返しています。もちろん、実際にそのスクリプトを授業でも使ってみて、生徒の反応を見るのも忘れません。

 こういった試行錯誤を毎日繰り返しているから、LACOMSの教材は「常に現時点で最高のもの」だと誇れるんです。実際の教育の現場で、ここまで何度も使われて、かつ直されてきた教材なんて、日本中どこを探しても恐らく見つからないはずですよ。スクリプトの修正履歴は山のように溜まっており、思い入れの強さもあって、いつまでも捨てられません。

優秀な講師陣の知恵と経験を集約させ教材開発に活かしている
山のように積みあがったスクリプトの修正履歴。常に現時点で最高の教材を追い求め、日々試行錯誤を続けている

講師陣とともに日夜、「最高の英語教材」作りに真摯に向き合う水野氏。英語教育に賭けるその情熱は、いったいどこから来るのか。その答えは、彼自身が経験してきた、生徒たちとの出会いにあった。

もともと私は通訳の仕事をしていたんですが、その合間に経験した英語学習塾の講師から、英語教育の道に入ったんです。生徒と接しているうちに、「この国には、しっかりとした英語教育のシステムが必要だ」と思うようになりました。そして、本気で英語教育に携わるのであるなら、教職も取らなくてはと思い、大学に戻って英語教育学や言語学などを学び直しました。

 そして、教育実習で熊本にある、母校に行った時、「英語教育者」として強く自覚する貴重な経験をしました。アルバイト講師時代から、実際に当時の高校生たちは、どんな想いで英語を学んでいるのか、ずっと知りたかったんですね。そこである日、アンケートを取ったんです。進学校の生徒だから、きっと「大学受験に合格するため」なんて答えが多いんだろうな、と初めは思っていました。ところが、結果は予想に反して、「使える英語を身につけたい」という答えが大半だったんですよ。いつまでたっても聞けないし、話せない。従来の英語教育に対して、生徒たちも大いに不満を感じていたんですね。短い期間でしたが、初めて教壇に立ち、高校生たちと直に向き合ったことで、私の中の使命感が更に強固になりました。生徒たちの切実な想いを感じて、 私に一つの覚悟が生まれたんです。「私が、従来の英語教育を変えなければ」と。

こうして世に生まれた、「常に現時点で最高の教材」。日本全国にあまねく、それらを普及させ、「音と映像から入る」ことに英語教育の神髄があることを分かってもらいたい。英語に挫折してしまった人々に、「英語が使えることの楽しさ」を伝えたい―。そんな夢を語る水野氏の視線の先には、具体的にはどんなビジョンが横たわっているのだろうか。

 私のミッションは、日本中に多くの知的バイリンガルを育てることだと思っています。「知的バイリンガル」とは、日本語と英語の両方で、自分の背景となっている歴史や文化の素晴らしさを表現できる人々のことです。日本には食文化一つとっても、世界に誇れる素晴らしい魅力があります。せっかくこんなにも素晴らしい文化に溢れているのに、言葉の壁で、それが表現できないなんて、あまりにもったいないと思いませんか。LACOMSの教材で学んだ生徒が一人でも多く、世界を舞台に活躍してもらえれば、それが私にとって最高の報酬です。

全国にあまねく「常に現時点で最高の英語教材」を広め
知的バイリンガルを育てるのが私たちのミッションです

水野 潔(みずの きよし)
水野 潔(みずの きよし)
水野 潔(みずの きよし)
プロフィール

上智大学外国語学部英語学科卒業。中学、高校教員一種免許(英語)取得。1992年、LACOMSの母体であるソフィア・アカデミーを設立。現在、通訳業を行うとともに英語教育スクールLACOMSを主宰。

事業所概要

本社 〒 151-0053東京都渋谷区代々木1-41-9 DMK代々木ビル3F
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ニッポンの社長