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- 株式会社バディットコンサルティング(Buddit Consulting LTD.) エンジニア 森田 仁
「会社と一緒に成長する」経験。
それを求めて大企業から転職した
「会社と一緒に成長する」経験。
それを求めて大企業から転職した
株式会社バディットコンサルティング(Buddit Consulting LTD.)
エンジニア
森田 仁
運用分野のベテランエンジニアとして、創業まもないころからバディットコンサルティングで活躍している森田仁。エンジニアとしての技術力を高く評価され、東証1部上場企業で活躍していた森田を、社長の深澤みずからスカウトした。「前職では、待遇になんの不満も感じていなかった」という彼が、なぜ社員数名だった、当時のバディットコンサルティングに行く決断をしたのか。本人に語ってもらった。 ※インタビュー掲載元はこちらになります
PROFILE
森田 仁(エンジニア)
2018年3月入社
出身:埼玉県
趣味:読書、映画鑑賞、スポーツ観戦
エンジニアとして多くの現場を経験
——新人エンジニアの指導を担当しながらも、ベテランエンジニアとして現場でも活躍されている森田さん。まずは経歴を聞かせてください。ファーストキャリアからエンジニアだったのでしょうか。
じつは新卒として入社したのは生命保険会社なんです。大学では統計学を学んでいたので理系に近いといえば近いのですが、最初からエンジニアを選んだわけではなかったんです。
——それが、どうしてエンジニアの道に…?
勤務先の経営がかたむいてしまいまして…。今後のことを考えたとき、数理的な知識を活かせて、将来にわたって仕事がなくなることがなさそうな、IT系へ行くことにしたんです。いろいろ探して、独立系のシステム開発会社に転職。これがエンジニアとしての第一歩ですね。
——どのような仕事をしたのですか。
医療系のソフトを販売していた会社で、全国をまわってサーバの設置・運用とクライアントのサポートをしていました。その後も医療系の別の会社で、電子カルテ導入のサポートを担当。ありがたいことに待遇面でも評価いただいていたのですが、ふと気づいたら同じことの繰り返しで。「エンジニアとしてさらなる成長をしたい」と思って、転職することにしました。
——エンジニアとして成長するための転職。どのような点に的をしぼって会社を選んだのですか。
教育制度の充実ですね。エンジニアとして、「イチから技術を学びたい」と思ったのです。転職した会社は大手のIT企業。私はテクニカルサポートとして、WindowsのOS系、ワードやエクセルなどのソフトについて、ユーザーからの技術的な質問に答える社内ヘルプデスクを担当しました。その会社に10年以上お世話になり、資格もいろいろ取らせていただきました。その後は、東証一部上場企業にスカウトいただき、大手自動車会社での『Office365』の運用サポートを担当。国内・海外両方の運用をまとめるチームのサブリーダーなどを務めました。
社長が熱く語った考え方と自分の理想が一致した
——そこから、いよいよバディットコンサルティングに参画するわけですね。東証1部の大企業からスタートアップへ移った理由を聞かせてください。
キッカケは、転職サイト経由で社長の深澤さんに面談オファーをいただいたこと。当時は強く転職を希望していたわけではなく、「なにか経験したことのないような仕事があったら、考えてもいいな」くらいの気持ちで転職サイトに登録していました。スカウトメールをいっぱいいただいたなかで、バディットコンサルティングはいちばん小規模な会社だった。あまりにも小さな会社からオファーが来たのでびっくりして、逆に興味をもちました。「会ってみて『違うかな』と思ったら断ればいい」と、軽い気持ちで面談にのぞんだのです。
そうしたら、面談の場で、深澤さんが熱く語ってくれて。「数年後には会社を百名を超える規模にまで大きくしたい。会社を大きくするためにいちばん大事なのはエンジニアの成長だ。だから、エンジニアを現場に送り出すだけではなく、社員としてしっかりケアをして育てたい」──。私が理想としていたことと、ほぼ一致する考え方。すっかり意気投合したんですね。
考えてみたら、それまで私が勤務した会社はどこも社員数が数千人規模。「小さな会社を大きくしていく」ということはやったことがなかったので、すごく魅力を感じました。待遇面でも配慮いただき、入社するのに、ためらいはありませんでしたね。
——入社後の仕事内容について教えてください。
今やっている仕事は、ある大きな団体のシステム運用サポート。バディットコンサルティングから私を含め3名のチームで対応しています。私は基本的に管理という立場で全体を見ながら、なるべく自分では手を動かさないように意識しています。また、同じ現場の端末更新プロジェクトにもかかわっていて、設計書や要件定義書のレビューなど、お客さまに近い立ち位置でアドバイスしています。
「運用」は新人を育て、会社を育てる土台
——バディットコンサルティングならではのやりがいはなんでしょう。
案件や会社の方向性などについて、社長の深澤さんと直接、議論できる点です。いままで勤めた会社はすべてトップダウンで、上司から「会社の方向性はこうです」と聞かされるだけだったので、大きな違いですし、やりがいにつながっています。
それに、会社の成長に貢献できている実感があります。いまの現場は、最初はバディットコンサルティングのメンバーは私ひとりでした。そこに若手が2名くわわり、経験を重ねたことで、それぞれがひとりで現場を回せるまでに成長してくれました。若手の技術力を上げる一助を担えているので、「貢献できているな」と感じています。
——現場で若手エンジニアを育てるために、森田さんが工夫していることはなんでしょう。
一人ひとりの成長にあわせた指導です。運用は、基本は手順ありき。でも、手順書にしたがっているだけだと、マニュアル外のことには対応できなくなってしまいます。応用をきかせられるように指導するには、全体的な背景をある程度、説明しないといけないんですが、経験の浅い段階で、そうした背景を長々としゃべってしまうと頭に入らなくなるもの。
私が新人に教える場合は、背景を簡単に話して、シンプルに対応方法を説明するようにしています。そして、ある程度、やれるようになってきたら、もうちょっと深く背景を説明する。エンジニアの成長のタイミングにあわせて、そのときに必要になる知識を教えるようにしています。もしかしたら、大学時代、教育免許を取得したことが、ここに来て役立っているのかもしれませんね。
——最後に、今後の目標を教えてください。
バディットコンサルティングでの私のミッションは、人を育てることと、運用の領域を大きくして行くことだと思っています。そのためには、お客さまの運用をサポートする部隊をある程度のボリュームまで大きくしたいですね。たとえば、運用で10名の部隊をつくる。そのうちの半分に、新人や経験の浅い人を受け入れて育てていく。その人たちが技術力を身につけたら、また新しい人に入ってもらう、というような。インキュベーターの役割を果たしつつ、仕事を大きくしていきたいと思っています。
運用という仕事は、未経験でもなんとかなるという「敷居の低さ」があります。新人やスキルのない人の受け皿になる。「運用である程度、技術力を身につけたうえで、さらにスキルチェンジしていく」といった人財育成ができるわけです。しかも運用の仕事は数多くあり、会社として売上を確保する土台になる。人財と売上。会社を動かす2つのエンジンを大きくしていくことが私の目標です。
事業所概要
所在地 | 東京都港区芝浦1丁目13−10 第3東運ビル8F |
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TEL | 03-5823-3930 |
転載元サイト | https://hikoma.jp/buddit/ |