aboutB株式会社 代表取締役社長 晩田 実津子aboutB株式会社 代表取締役社長 晩田 実津子

その人がもつ可能性を、もっと引き出したい。
人生が変わるワクワク感って、
素敵でしょ。

たとえおせっかいと言われても、
全身全霊で目の前の人に向き合います。
aboutB株式会社
代表取締役社長
晩田 実津子

人生の大切な分岐点となる「転職」。次の仕事や会社を選ぶ際に、あらためて自身を見つめることに苦労する人も多いという。「果たして自分がどのような道に向いているのか」。そんな迷いや不安に親身に寄り添い、自身の本当の想いを共に見つけてくれる存在。相手の本質に徹底的に向き合い、次の人生への大事なヒントを授けてくれるのが晩田氏だ。仕事はもちろん、生き方にも影響を与える採用・転職支援コンサルタントである。


「人生そのものをお手伝いする」という想いで求職者に向き合う。「話が人生相談になることもしょっちゅう」と笑って話す

転職希望者や採用に課題をもつ企業に対し、つねに全力で向き合い、妥協を許さない晩田氏。そのかかわりのなかで、「ほかのコンサルタントと、晩田さんは違う」と言われることがよくあるという。ほかと趣を異にする、彼女が大切にしているスタイルとはなにか。

 目の前の人と徹底的に向き合うことには妥協がありません。たとえおせっかいと言われても、とことん求職者の想いのなかに入り込んで、その人の本質をつかもうと全身全霊を傾けますね。だからいつも、「エージェントと思わなくていいんですよ」と伝えます。時間を忘れて話し込んでしまって、人生相談のようになることもしょっちゅう。仕事ってその人の生き方につながるものだから、自分では気づいていない良さや可能性、もっと自分を活かせる仕事や会社があることを知ってもらいたいんです。その人の人生そのものをお手伝いしているようなイメージかな。

 以前、サービス業で20年店長をしていた方の転職先に、研修講師という新しい道を提案したことがあります。最初はやりたいことの意志がはっきりせず、「そんな中途半端なことではダメ!」と叱咤激励して、マネジメントで苦労したご経験を詳しく聴いていったんです。そうするとマネジメント方法が上手で、自分にも部下に対しても、とても素直で誠実な方だとわかり、「マネジメントに悩みを抱える方を対象とした研修講師の仕事は絶対に合う!」と思ったんですね。ご本人もはじめは私の提案に驚いたようでしたが、「ぜひ挑戦してみたい」というので、面接フローにプレゼンがあったためマンツーマンで徹底的にレクチャー。その結果見事にパスして、いちばん優れたプレゼンターとして人事担当者からも評価されたのです。

 私は、もともと本人にあったものを引き出してあげただけ。本来の能力や強みに気づかせてあげて、自信を与えて新たなキャリアにつなげていく。その人の本質を知ることで、それが可能になるんですよ。

転職希望者や採用に課題をもつ企業に対し、つねに全力で向き合い、妥協を許さない晩田氏。そのかかわりのなかで、「ほかのコンサルタントと、晩田さんは違う」と言われることがよくあるという。ほかと趣を異にする、彼女が大切にしているスタイルとはなにか。
全身全霊で求職者の本質を探るからこそ、ベストな提案が可能になる

ときには、叱咤激励の叱咤のほうが勝ってしまうこともあるという晩田氏。求職者に共感し、その人の強みや特性を徹底的に把握するからこそ、理想的なマッチングにつながるのだろう。求職者の水先案内人として、ビジネスを超えた想いがその根底にあるようだ。

 たくさんの新たな求職者の方との出会い。これはご縁だと思っています。何万件もある求人のなかから当社の案件を選んでくれて、目の前に座ってくれている。だからこそ、120%いや150%の全力を注ぎたいと思うんです。

 たとえば1日3人の方と会うと、夜にはもうグッタリ(笑)。人生や、想いのなかまでグッと入っていくから自然とそうなるんです。たぶん、私の中の“あふれる母性”がそうさせる。目の前に座ってくれた方を良い方向に導いてあげたいという、これはもう性分でしょうね。

 よく、「晩田さんに話を聞いてもらうと、すごく気持ちがスッキリする」って言われることがあるんです。気持ちが整理できたと笑顔を見せてくれます。おそらく自分の想いをすべて吐き出して、心がリセットされる。その結果、前向きに次の仕事や人生に目を向けていくことができるのだと思います。

 誰だって、モヤモヤしたまま生きていくのはもったいない。自分のことは自分じゃ分からないし、吐き出す先も必要。こうじゃないの? って言ってくれる人が近くにいたほうがいいでしょう。自分にもこんなことができそう、実はこんなことができるんだ…ということに気づいて、ワクワクしてほしいんですよ。

ときには、叱咤激励の叱咤のほうが勝ってしまうこともあるという晩田氏。求職者に共感し、その人の強みや特性を徹底的に把握するからこそ、理想的なマッチングにつながるのだろう。求職者の水先案内人として、ビジネスを超えた想いがその根底にあるようだ。
「出会いはご縁」。縁を大切に全力で仕事に取り組む姿勢が、求職者を良い方向へと導くことになる
晚田氏に相談した求職者は自然と気持ちが前向きになるという。自分自身の可能性を信じられるようになるからだろう

人にどこまでも真剣に向き合う。自身を信頼してくれる求職者や企業に対して絶対に妥協せず、全力で向き合い課題を解決してきた晩田氏。彼女が現在の考え方を自覚するようになったのは、いつだったのか。

 前職の一部上場企業で働いているときに、派遣社員から部長職までの役職を経験して、最終的には大きな目標を背負う採用責任者として、組織運営に携わりました。そのときに人を伸ばすには、相手に対して本気になることがなによりも大事で、目の前の人に全力で向き合う必要があることに気づきました。。

 私は部長時代に、部下から「ファンキー上司」って呼ばれて(笑)、部下との面談では、怒るときも喜ぶときも悲しむときも、部下と一緒に涙を流すような毎日で。感情を前面に出すことをいとわず、向かい合う相手にいつも全力投球でした。

 前職の卒業時にもらったメッセージに、「私は仕事では絶対に泣かない女だったのに、晩田さんと出会って変わりました。感情を出していいって気づかせてくれたのは晩田さんです」と書いてくれた部下がいました。気持ちが楽になって、仕事に全力でのぞむ姿を見るのはうれしかったですね。

 一方で私は、究極の負けず嫌い。上司から「君は仕事をえさのように食べてる」って言われたのは忘れられないひと言(笑)。難しい課題ほどメラメラと闘志が湧いて、まるでえさを与えられた猛獣のように食いついていたのかな(笑)。自分に負けたくないという想いでなんでも吸収しながら、目の前の仕事に没頭していましたね。自分にも全力で向き合っているんです。

人にどこまでも真剣に向き合う。自身を信頼してくれる求職者や企業に対して絶対に妥協せず、全力で向き合い課題を解決してきた晩田氏。彼女が現在の考え方を自覚するようになったのは、いつだったのか。
これまでの会社を卒業する際にもらった寄せ書き。いつも全力投球の指導だったことに対して、多くの部下や仕事で関わった人達から感謝の言葉が綴られている

どこまでも快活に、キラキラとした眼差しを真っ直ぐに見据えて話す晩田氏。人の人生に影響を与えるバイタリティーを感じさせる。そのパーソナリティは、どこで培われたものなのだろうか。

 仕事に対する考え方をつくってくれたのは、やはり育ってきた環境が大きいのだと感じます。両親、特に父は私が決めたことには口を出さない人だったけれど、会社を設立した後は経営の先輩のせいかなにかと確認してくる。親だと思うと頭にくるから、今は上司からのアドバイスだと思うようにしています(笑)。そんな父からいつも言われていたのが、「信頼が大事」「覚悟はあるのか」という2つ。どんな決断にも、「覚悟はあるのか」といつも聞かれていましたね。

 覚悟とは、自分が決めたことは自分で責任をもつということ。だからこそ、目の前の求職者の方には、自分自身をしっかりと見つめて、自分が源であることを自覚してもらえるよう話しています。

 企業や上司のせいではない、あくまでも自分。転職理由がどこにあるのか、自分自身を見つめ直すことができてこそ、次の仕事に前向きに踏み出していけます。たまに、はっきり厳しいことを言い過ぎちゃったかな?と思うこともありますが、それでも妥協なく、目の前の方の人生に真剣に向き合いたいんですよ。

どこまでも快活に、キラキラとした眼差しを真っ直ぐに見据えて話す晩田氏。人の人生に影響を与えるバイタリティーを感じさせる。そのパーソナリティは、どこで培われたものなのだろうか。
何事にも真剣に取り組む姿勢は父親や祖父から学んだという
「転職だけでなく、人生の伴侶をマッチングするお手伝いもしたい」と明るく話す

「これまでやって来たことが、自然と仕事になっている」と笑う晩田氏。人と妥協なく向き合うことが彼女の人生のセオリーだからこそ、それをビジネスにしたときの広がりは、きっと際限のないものになる。

 きっと人生はパズルのようなもの。だからいろんなピースを集めながら、自分の使命に限界をつくらず、模索し続けていきたいんです。

 これからは、転職マッチングビジネスという今の仕事から派生して、結婚マッチングをやっていきたいという考えがあります。人生の伴侶を見つけるという大事な部分でお手伝いができたらいい。転職先など仕事を紹介しながら、結婚の相談にも乗れる。その方の人生の伴走者のようなイメージで向き合っていけたらいいですね。そう、究極のおせっかいビジネスです(笑)。

 自分の良いところや好きなものに気づいて、生き方についての新たな可能性を見つけてほしい。新しい人生の扉を開こうとしている方をサポートして、成長を後押ししていきたいですね。そんな想いで目の前の人と向き合うことで、私自身とってもワクワクしてくるんですよ。

私の中の“あふれる母性”がそうさせる。
これはもう、性分でしょうね。

晩田 実津子(ばんだ みつこ)
晩田 実津子(ばんだ みつこ)
晩田 実津子(ばんだ みつこ)
プロフィール

東京都生まれ。短大卒業後に大手生命保険会社に入社。外資系証券の担当をメインに業績をあげたあと、外資系金融機関に転職。その後、一部上場企業の株式会社メイテックへ入社。派遣社員から部長職に駆け上がり、採用部門の責任者として年間500名以上の理系採用に従事、10年間で約3,000名以上の入社実績を残した。2017年2月に採用支援コンサルティング・人材紹介を主事業に、aboutB株式会社を設立、代表取締役社長に就任。採用全般・人材育成の側面から企業を支援している。

事業所概要

社名 aboutB株式会社
住所 東京都港区北青山3-6-7青山パラシオタワー11F
コーポレートサイト https://aboutb.co.jp