エニワン株式会社 CTO 石井 万博エニワン株式会社 CTO 石井 万博

新しいITプロダクトを生み出し、
共に建設業界の変革に貢献しよう

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新しいITプロダクトを生み出し、
共に建設業界の変革に貢献しよう
エニワン株式会社
CTO
石井 万博

工務店向け基幹システムを開発・提供している大阪市のエニワン。導入する工務店が右肩上がりで増える中、既存システムの改良だけでなく、建設業界向けの新しいITプロダクトの開発も進めていく計画だ。そのため、同社では開発エンジニアの採用に力を入れている。そこで今回は、開発の責任者であり、CTOを務める石井万博を取材。エニワンで活躍できるエンジニア像や、今後の開発の方針などを語ってもらった。

※インタビュー掲載元はこちらになります


PROFILE
石井 万博(CTO)

「エクセル感覚で使える」ことを意識した

——最初に、エニワンが提供している、工務店向け基幹システムの特徴を解説してください。

「工務店さんならではの業務のやり方」に寄り添ったシステムだということです。元々は、工務店さん向けに建設資材の販売を手掛けているナカザワ建販の中でスタートしたプロジェクト。多くの工務店さんと取引実績がある中で、お客様の経営課題に触れ、その課題を解決するためのシステムとして開発を進めたという経緯があります。ですから、導入していただいた工務店さんからは、「非常に使いやすいシステムだ」と高く評価していただいています。

——「使いやすい」と思っていただけるのは、具体的にどのようなところですか。

主に2点あります。1点目は、建設現場で臨機応変に工事を進めていくのに対応できるシステムになっていること。例えば、「悪天候だから工事はお休み。ただ、屋内でできる作業は進めたいので、加工品を現場に搬入する予定だったのを、急遽、材料を搬入して現場で加工することにした」といった変更があった時。通常の企業の経理のルールであれば、新たに搬入することになった材料について、「見積もりを取って、予算を決定し、発注書を出して、搬入を確認して、支払い依頼書を出して、出金の作業をする」という段取りになります。
 
一般的な基幹システムは、コーポレートガバナンスを意識していて、この順序の通りに業務が進むことが前提になっています。「見積書がなければ発注書を出力できない」といった具合です。でも、そのようなことをやっていては、工事がストップしてしまう。工務店の実態を知り尽くしているエニワンのシステムでは、それらの順序を飛ばして、「まず支払い依頼を出す」ということもできるようになっているのです。

——「使いやすい」と思っていただけるのは、具体的にどのようなところですか。

——実用的ですね。では、2点目は何でしょう。

実際にこのシステムを操作する経営者や経理担当者が使い慣れている、エクセルと同じようなユーザーインターフェースにしていることです。ショートカットキーは基本的にエクセルと共通。実際にエクセルソフトと連携可能で、エクセルの表のデータをそのままコピー&ペーストすることもできます。一般的な基幹システムは、操作方法を覚えるのが大変で、システムベンダーさんのレクチャーを受けなければいけないケースがほとんど。しかし、当社のシステムは、エクセルが使える方であれば、直感的に操作方法が理解できるように設計されているのです。

意欲あるエンジニアに参画して欲しい

——ユーザーインターフェースにも工夫が凝らされたシステムなのですね。そうした画期的なプロダクトの開発に、石井さんが携わることになった経緯を聞かせてください。

元々、私は大学時代、情報系を専攻。ですので、「IT関連の仕事に就こう」と思っていました。たまたま、実家が建設系の会社をやっていて、その関係でナカザワ建販を紹介してもらいました。ちょうどナカザワ建販で基幹システムの開発の計画が進んでいるタイミング。新設されたばかりのIT事業部で、社会人としてのスタートを切ったのです。
 
当初は、自社で使う基幹システムの開発プロジェクトだったのですが、「このシステムをお客様である工務店さん向けにご提供すれば、建設業界のIT化推進に貢献できるのではないか」という、経営陣の考えがあって。そのような構想をベースに、国土交通省が行っている「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に応募したところ、採択していただけた。国から事業化のための資金補助を受けることになり、工務店さん向けのシステムとして開発を進めることになったのです。
 
何度か改良を加え、現在の基幹システムをリリース。同時期に、ナカザワ建販からIT事業部が独立する形で、エニワンが設立されることになり、私もエニワンへ転籍しました。当時を振り返ると、IT事業部のメンバーは、新卒入社で開発経験のない私と、プログラマーの方の2人だけ。外部のパートナー企業にも協力してもらい、試行錯誤しながらシステム開発を進めました。国土交通省への報告書類作成など、エンジニアの本務ではない仕事も。大変な思いをしましたが、新卒入社したばかりだったにも関わらず、イチからプロダクトを作り上げる経験をできたことは、エンジニアとして大きな自信になりました。

——ユーザーインターフェースにも工夫が凝らされたシステムなのですね。そうした画期的なプロダクトの開発に、石井さんが携わることになった経緯を聞かせてください。

——人数が少ない中での開発だったのですね。

はい。でも、これからは開発部門の陣容を強化していきます。現在のバージョンのシステムのご提供を開始してからは、導入いただける工務店さんがどんどん増えて。それに伴い、お客様のご要望を受けてカスタマイズや改良をすることも多くなりました。それに、「建設業界向けのITプロダクトを提供しているエニワン」というイメージも浸透してきたので、それを基盤に、新たなプロダクトの開発にも着手したいと思っています。
 
そのため、「業界を変革するような大きな仕事を手掛けたい」とか「新たな自社プロダクトを生み出す仕事に携わりたい」といった意欲を持つ、エンジニアの方にジョインしていただきたいですね。例えば、オンプレミスでもパッケージでも、業務システムの構築に携わった経験のある方や、ITサービスの立ち上げに企画から携わった経験のある方は大歓迎。そこまでの経験のない方でも、プログラミングができて、意欲のある方であれば、活躍できる環境を提供できると思います。

——人数が少ない中での開発だったのですね。

「安心して挑戦できる」最高の開発環境があります

——今後、どのようなプロダクトを開発する構想があるのでしょう。

「建設業界のITインフラを作る」ことが会社としての目標ですから、工務店だけでなく、土木会社や造園会社、また建設資材を扱う会社など、建設関連の様々な会社向けの基幹システムを開発していきます。また、基幹システムだけでなく、他の領域のシステム化にも挑戦したい。例えば、建設現場で働く職人さんの“勤怠管理システム”もあり得ます。GPSと連動して、一人ひとりの職人さんの現場への“出勤”や“退勤”を記録するとか。
 
他には、建設会社向けのマーケティング支援のシステムも考えられます。今、マーケティングオートメーションやカスタマーリレーションシップマネジメントなど、様々なマーケティング支援のITプロダクトがありますが、建設業界はまだ、昔ながらの“足で稼ぐ営業”が主流。もっとITで効率化できるはずです。建設業界の中で、IT化で効率化できる領域はまだまだ沢山ある。ニッチな市場ではありますが、参入している企業は少ない分野ですので、伸びていく余地が大きいはずです。

——今後、どのようなプロダクトを開発する構想があるのでしょう。

——良く分かりました。最後に、活躍の場を探しているエンジニアに、メッセージをお願いします。

エニワンは、まだ発展途上の会社。ですから、「会社と一緒に成長していこう」と考えてくれる人にジョインしてほしいですね。一方で、関西の建設業界で、しっかりとした地位を築いているナカザワ建販のグループ会社ですから、安定した経営基盤があります。言わば、「安心して挑戦できる」という、エンジニアにとって最高の開発環境を提供できる会社。そうした環境で、私達と一緒に建設業界を盛り上げていきませんか。意欲あるエンジニアの方からの沢山のご応募をお待ちしています。

——良く分かりました。最後に、活躍の場を探しているエンジニアに、メッセージをお願いします。

事業所概要

所在地 大阪府大阪市中央区安土町1-6-14-5階
TEL 06-6265-2311
転載元サイト https://hikoma.jp/any-one/