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- エクスチュア株式会社 ビッグデータ事業部/エンジニア 長谷川 正義
営業職からデータのエキスパートへ。
エクスチュアには学ぶ環境が整っている
営業職からデータのエキスパートへ。
エクスチュアには学ぶ環境が整っている
エクスチュア株式会社
ビッグデータ事業部/エンジニア
長谷川 正義
全国に商業施設を展開する大手不動産会社、誰もが名前を知っている飲料メーカー、全国にTV番組を放送しているキー局──。エクスチュアの「ビッグデータ事業」は、膨大な数のユーザーと向き合っている企業に対して、そのデータを活用するための基盤構築を手掛けている。今回、ビッグデータ事業部で、エンジニアとして活躍している長谷川正義を取材。未経験からデータを扱うエキスパートへの転身を遂げた彼が、今どんなプロジェクトに携わっているのか。本人のキャリア・ヒストリーを交えて、語ってもらった。 ※インタビュー掲載元はこちらになります
PROFILE
長谷川 正義(ビッグデータ事業部/エンジニア)
入社年:2018年
ビッグデータをDMPに統合する仕事
——まずは、長谷川さんの携わっている業務について、解説をお願いします。
顧客が保有する様々なデータを、データマネジメントプラットホーム(DMP)に統合し、分析できる環境を作ることがメインの仕事です。その上で、ビジネスインテリジェンスツール(BI)を使って、企業のビジネスを視覚化。データを有効活用する方法を探っていきます。
例えば、以前に担当したお客様で、全国に商業施設を展開している大手不動産会社さんの場合。各商業施設を利用する消費者さんの消費動向を集計して、集客できている施設・テナント・売り場などを分析。そのデータを、テナントさんを誘致する際のプロモーションなどに活用する、といった具合です。以前は、施設ごと、テナントごとにデータをバラバラに収集していて、分散してしまっていた。それをDMPに統合することで、データを可視化。有効活用できるようにしたわけです。
このプロジェクトはお客様の社内で「我が社のビジネスに大きなインパクトをもたらした」と、社長賞として表彰されたそうです。それを聞いた時は、物凄く誇らしかったですね。
——大企業の経営の根幹に当たるようなプロジェクトに携わっているんですね。不動産業界以外の事例はありますか。
はい。例えば、テレビの地上波キー局のお客様。このプロジェクトでは、独自に視聴者の状況を調査し、そのデータを収集するシステムを構築しました。通常、使われている視聴率を補完するためのデータ活用ですね。単に「番組を視聴したかどうか」だけでなく、「CMを視聴したか」「CM商品を購買したか」といったところまで調査するなど、オリジナルのデータを収集したのです。それを分析し、スポンサー集めなどに活用するわけです。
この仕組みはテレビ業界に相当なインパクトがあったようで、お客様と共同で業界向けのセミナーを開催。私自身も登壇者の一人として、データの可視化や分析の有効性を話しました。だいぶ緊張しましたが(笑)。
不動産営業からエンジニアへ転身
——それは凄い経験ですね。長谷川さんはエクスチュアに中途で入社したそうですが、前職でもデータ分析の仕事をしていたのでしょうか。
いえいえ、実はIT未経験で入社したのです。前職は不動産会社の営業職。投資用不動産の仕入れや販売を担当していました。業務自体は非常にアナログなものでしたが、それだけにITを使って効率化できる余地がたくさんあって。不動産物件の相場を分析する簡単なソフトを作成したり、Googleのツールを使って不動産会社に一斉メールを配信して物件情報の収集に役立てたり、色々と個人でトライしていたんです。もともと大学は物理学科で、数理的な思考が得意でしたし、プログラミングも少しだけ学んでいましたから。
その後、社内システムを構築するプロジェクトが始まった時、要件定義を任せてもらうように。さらに、仕事上のつながりで、プログラミングのeラーニングを手掛けている方と出会って。それをきっかけに、「本格的にプログラミングを学んでIT系へ転職したい」と意識し始めたのです。
——エクスチュアへ入社した、いきさつを聞かせてください。
一念発起して、不動産会社を退職。プログラミングスクールへ通いました。そのスクールは、プログラミングを身に着けた生徒にIT企業への就職を斡旋する、人材紹介サービスを行っていた。そこで紹介された中にエクスチュアがありました。ビッグデータの活用を支援するという最先端の事業を手掛けていると知って、物凄く興奮したのを覚えています。それでエクスチュアに応募し、無事、採用してもらえました。
スキルアップ支援が充実している会社です
——なるほど。しかし、未経験で入社した長谷川さんが、どうして難易度の高いデータ基盤構築のプロジェクトに携われるまでに成長できたのでしょう。
エンジニアが学び続けられる環境を、エクスチュアが整えてくれているおかげですね。私が自分のスキルアップのために会社の支援を受けたものを挙げると、BIツールのトレーニングの受講、クラウドインフラに関するセミナーへの参加、応用情報技術者試験の資格取得など。すべて会社が費用を全額、負担してくれました。それに、英会話の勉強代や参考資料の書籍代なども出してもらっています。データ基盤構築のスペシャリストになるための勉強範囲は広いので、覚えないといけないことが多いから、とても助かっています。
もう一つ、社長との距離が近くてキャリアについて相談できるのも、自己成長に役立っています。定期的に行われる社長とのキャリア面談の場だけでなく、日常的な会話の中で、自分が目指しているキャリアや、経験したい仕事について話せる。今、大きなプロジェクトに参加させてもらっているのも、私自身の要望が叶えられているという側面があります。「データ領域でコンサルタントやアナリストを目指す」というキャリア目標に向けて、膨大なデータを扱う経験を積まなくてはなりませんから。
——ありがとうございます。最後に、今後の目標を教えてください。
業種問わず、多くの経験を積んでいきたいですね。データは、企業の大事な経営資源。ビッグデータを分析する環境を整えることで、新しいビジネスを発見できたり競争力が高まったりします。ビッグデータの活用は、あらゆる企業の成長に欠かせない役割を果たすことになる。そこに、データのエキスパートとして貢献していくのが、私の目標です。そのためにも、エクスチュアでもっともっと知見を深めていきたいと思います。
事業所概要
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-26-17渋谷デュープレックスビズ10階 |
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転載元サイト | https://hikoma.jp/exture |