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カスケホームグループ(株式会社安藤嘉助商店) 代表取締役 安藤 辰カスケホームグループ(株式会社安藤嘉助商店) 代表取締役 安藤 辰

住まいに関わる相談事の全てに対応。
暮らしやすい街づくり”が仕事です

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住まいに関わる相談事の全てに対応。
暮らしやすい街づくり”が仕事です
カスケホームグループ(株式会社安藤嘉助商店)
代表取締役
安藤 辰

新幹線の駅を中心とする“モダンな市街”と“港町の風情”が共存する、岡山県倉敷市・玉島。この地に本社を含め、県内4ヶ所にオフィスがあるカスケホームは、「住まいに関わる地域住民の相談事にワンストップで対応できる会社」を目指している。水回りの小規模な修理の依頼から、県内各地に残る古民家のリノベーションまで。さらに、持ち家を売却して新たな住宅を購入する際には、売買の仲介も行うなど、全てに対応できるのが同社の強みだ。今回は、代表取締役である安藤辰を取材。カスケホーム独自の事業戦略や、活躍している人財像、そして今後のビジョンなどについて語ってもらった。

※インタビュー掲載元はこちらになります


PROFILE
代表取締役
安藤 辰

ハウスメーカーならぬ“タウンメーカー”を目指す

——最初に、カスケホームの事業内容について伺います。現在、「住宅リフォーム」「住宅新築」「不動産仲介」の3つの事業を手掛けていますね。それぞれに特化している企業が多い中で、3つを同時に手掛けているのは、なぜでしょうか。

大きく2つあります。1つは、地域に密着した事業を展開する会社として、地元で暮らしている方々の「住まいに関わる様々な相談事」全てに対応できるようにしたいからです。
 
例えば、「今は独立して持ち家に住んでいるが、親元へ帰る必要がある。持ち家の水回りを修繕した上で売却して、そのお金で実家を二世帯住宅へとリフォームしたい」とお考えのお客様がいらっしゃる場合。一般的には、「持ち家の水回りを修繕する工事会社」「持ち家の売却の仲介をする不動産会社」「実家のリフォーム会社」のそれぞれを探して、依頼する必要があります。でも、私達であれば、3つとも全てに対応できるため、お客様からすれば非常に効率的に、住環境の課題を解決できます。
 
地元の方々の「住まいに関わる様々な相談事」にワンストップで対応することで、地域での暮らしをより快適なものにしていく。「“家づくり”だけでなく、“暮らしやすい街づくり”を手掛けている」という意味で、カスケホームは“ハウスメーカー”と言うよりは、“タウンメーカー”と言うべき会社かもしれませんね。

——最初に、カスケホームの事業内容について伺います。現在、「住宅リフォーム」「住宅新築」「不動産仲介」の3つの事業を手掛けていますね。それぞれに特化している企業が多い中で、3つを同時に手掛けているのは、なぜでしょうか。

——3つの事業を同時に手掛けている、もう1つの理由は何ですか。

住宅業界の構造変化を受けて、新しい工務店像を追求しているからです。住宅業界の歴史を振り返ると、戦後、人口が増え、核家族化が進行する中で、「マイホームを新築する」というのが当たり前に。「住宅は1世代で建て替えるもので、寿命は30年程度」が常識だったのです。しかし現在は、人口減少の時代。しかも共働きが普通になり、「親に子育てを手伝ってほしい」というニーズも増えて、実家を二世帯住宅にリフォームして、「欧米のように、世代を超えて長く住み続ける」という選択をする人も多くなりました。
 
現代のお客様のニーズにお応えするためには、新築も中古住宅のリフォームも、両方ともが必要なのです。ビジネス的にも、どちらか一方のニーズに特化してしまうと、会社を大きくしていけるほどの市場規模ではなくなってしまう。であれば、両方に対応できる、新しい工務店のモデルを追求していこうと考えたわけです。

新事業に果敢に挑戦し続けた130年超の歴史

——お客様のニーズにお応えできるような体制づくりと、企業成長の両方から、今の3事業を展開する戦略が生まれたわけですね。しかし、そのためには、全く異なる3分野のエキスパートを揃えなければいけないと思います。どのように人財を集めたのですか。

エキスパート人財を集めるというより、未経験からでもみんなで一緒に成長していくというスタンスを大切にしてきました。新卒や業界未経験の中途でも、入社後に現場での実践経験や事業の立ち上げを通して、各分野のエキスパートへと変貌していく。そのために、「“お客様のニーズに応える”という目的に沿っていることであれば、失敗しても良いから、果敢にチャレンジすること」を常に社員へ伝えています。私を含めベテランの役割は、致命的な失敗が起きないように社員をサポートすること。チャレンジした結果が成功であっても失敗であっても、メンバーは貴重な経験が積めます。それを繰り返すことで、エキスパートへと成長していくことができるのです。
 
これは、当社のDNAと呼べる風土だと思います。カスケホームの母体である安藤嘉助商店は、明治16年の創業。私が5代目の社長という老舗です。創業当初は、陶磁器の卸売を手掛けていたそうで、そこから住宅設備工事にも進出。私の代になって、今の3つの事業を立ち上げました。時代の変化に合わせ、新たな事業に果敢にチャレンジしていく風土のおかげで、創業から130年を超える長寿企業になれたのです。

——お客様のニーズにお応えできるような体制づくりと、企業成長の両方から、今の3事業を展開する戦略が生まれたわけですね。しかし、そのためには、全く異なる3分野のエキスパートを揃えなければいけないと思います。どのように人財を集めたのですか。

新卒入社5年目の若手が店長に抜擢されて大活躍

——良く分かりました。では次に、そのような風土の元、どのような人財が活躍しているのか教えてください。

チームワークを重視して働ける人が活躍しています。事業部の中での連携はもちろん、事業部の枠を超えた連携によって、お客様のご要望に応えられることが重要。例えば、不動産仲介の仕事に携わっている32歳の若手社員。彼は前職で、地主にマンション・アパートを建ててもらう提案営業をしていました。でも、一匹狼的な営業スタイルに疑問を持ち、当社へ転職してきたのです。
 
カスケホームの不動産事業では、ただ土地・建物の売買を仲介するだけでなく、住宅の新築やリフォームも含めた総合的なニーズに対応するケースが多いので、新築事業部やリフォーム事業部のメンバーとの連携は必須。「チームで連携することで、お客様へ最大の価値を届ける」という当社のスタイルに、前職にはなかったやりがいを見出したようで、大活躍してくれています。それに、前職では歩合給の割合が大きかったそうですが、当社は固定給の割合を高くしているので、「生活が安定した」という点でも、満足してくれているようです。

——若手でも活躍できる環境なのですね。

はい。新卒入社5年目で店長になったメンバーもいます。学生時代は、「ハウスメーカーに就職しよう」と考えていたそうですが、当社のワンストップ事業に強い関心を持ってくれて、入社。1年目から、常にお客さまの満足度を高めようと、自発的に行動してくれましたし、周囲との連携も図りながら仕事を進めてくれた。その上、責任感が強いタイプの人だったから、店長を任せることにしたのです。

——若手でも活躍できる環境なのですね。

住宅以外の建築物も手掛けていく

——今後の成長戦略を聞かせてください。

対前年比で毎年110%増を達成したいと思っています。急成長を狙うよりも「会社を持続すること」に重きを置いていますから。カスケホームは、地域の皆様に支えられながら、100年以上にわたって、着実な成長を遂げて来ました。今後も、地に足を着けて、お客様の満足度を高めていくことで、前進していきたいですね。
 
その一方で、時代の変化と共に、様々なニーズに、柔軟に対応できる企業として進化していきます。新しい変化の1つとして、特に力を入れたいのが住宅以外の建築物も手掛けていくこと。駄菓子屋さんなど古い業態のお店を新しくリフォームしたり、伝統的な蔵を民泊用の施設にリノベーションしたりといったことを通じて、地域の皆様と一緒に “街づくり”をしていきたい。 地域の皆様に愛されながら、岡山県内ナンバー1の工務店を目指したいですね。

——ありがとうございます。最後に、求職者へのメッセージをお願いします。

カスケホームは地域密着型のサービスを行っている会社ですので、地元愛の強い方に是非、参加していただきたいですね。また、「住まいを通じて人々の生活を豊かにしたい」という当社の志に共感していただける方も是非、応募してください。そのような志を持って仕事をしていただけるなら、お客様と長く深い関係を築けますし、この仕事で大きなやりがいを感じられると思います。

——ありがとうございます。最後に、求職者へのメッセージをお願いします。

事業所概要

所在地 岡山県倉敷市玉島中央町1-22-30
TEL 0120-570-444 (つながらない場合は、086-526-1313へおかけください)
転載元サイト https://hikoma.jp/kasuke