恵豊自動車交通株式会社 小野寺 信喜恵豊自動車交通株式会社 小野寺 信喜

お客さまの動きを「妄想」することで、
月収70万円を実現しました

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お客さまの動きを「妄想」することで、
月収70万円を実現しました
ドライバー
恵豊自動車交通株式会社
小野寺 信喜

駅のロータリーで見る、タクシーの長蛇の列――。あの光景から、「タクシーは、お客さんを待つ営業スタイルなんだな」と認識している人も多いはず。でも実際は、戦略的に自ら乗客を見つけに走るタイプのドライバーが多い。大手コンサルティング会社から恵豊自動車交通に転職してきた小野寺信喜もそのひとり。どうやって乗客を確保しているのか、本人に解説してもらった。

※インタビュー掲載元はこちらになります


PROFILE

小野寺 信喜
入社:2017年
出身:神奈川県
趣味:テニス

1.5倍の売上増をもたらした秘策とは

恵豊自動車交通に入社後、いちばん稼いだ月は、総支給額が70万円を突破しました。ちょうど年末の繁忙期だったこともありますが、私がつねに心がけていることが実をむすんだという面もあります。それは「妄想」です。「このあたりでは、どういうお客さまが乗車するんだろう」と。タクシーを走らせつつイメージするんです。

大手企業の本社ビルの近辺や、オフィスビルが密集している路地、時間とお金がありそうなご婦人方が集う場所――。「このあたりは、こういう土地柄だから、こういうタイプの方にご乗車いただけるだろう」と。

たとえば、昭和通り沿いにある大手建設会社の本社ビルの前を通るとき、「建設会社の営業だったら、巨額のお金が動く商談にかかわっているはず。なんども同じ商談相手に向かうはずだ…」。そんな妄想を繰り広げていると、本当にご乗車いただけることがけっこう、あるんです。そうやって妄想が現実化したら、しっかりそれを記録しておく。「〇〇建設の営業は、水曜日の15時に本社から恵比寿に向かう」と。

私はそれを、スマホの日記アプリに書きとめています。人が動く曜日・時間をおぼえ、また翌週の同じ時間帯に、その場に向かう。そこで続けて当たったら、自身のルーティンとして定着させることになります。なにも妄想せずに走行させていたときに比べると、1.5倍も売上増になりました。

年齢に関係なく活躍できる業界を探した

前職は、大手人財系のコンサルティング会社に勤めていました。それなりにやりがいはありましたが、だんだんと根性営業が必要な業務スタイルに変わってきて、転職を決意しました。

転職先として考えたのは、年齢がハンディにならない仕事。その条件に適合したのが、タクシー業界でした。「ここなら、40歳代半ばの私でも、若い人財として働いていける」。恵豊自動車交通を選んだ理由は、業界最大手である日本交通のグループ会社だったから。未経験者に対する手厚い研修があるし、専用乗り場があってベテランでなくても稼げる。なかでも恵豊自動車交通は、自宅の近くにあったことが大きかった。1日中、車を運転する仕事なので、通勤には時間をかけたくないと思ったんです。

転職後、給与面は満足しています。前職と比較して、下がることはありませんでした。なにより、自由な時間が増えました。勤務時間こそ長いものの、その翌日は丸一日、休みがとれる。日ごろ、妻がしてくれている家事を手伝うことができるようになり、「今日の夕飯は僕がつくるよ」「買い物に僕が行くよ」なんていえますから(笑)。

先輩ドライバーに助けられる日々です

業界未経験での入社となりましたが、会社のバックアップのおかげで、スムーズに業務に取り組めています。まずは、タクシードライバーになるために必須である「地理試験」について、会社負担で研修機関に通わせてくれました。おかげで、一発で合格することができました。

入社後は、先輩たちのサポートに助けられています。とにかくアットホームな社風なんです。業務が終わって本社に戻ってきたとき、「新人ちゃん、どうなの?」なんて、先輩が声をかけてくれる。そこで、その日に生じた悩みや葛藤を相談すると、実体験にもとづいたアドバイスをもらえるんです。

たとえば、酔ったお客さまに乗っていただくときの対応。おおざっぱな行き先を聞いただけで出発すると、眠りこんでしまわれる危険がある。そこで、「『お客さま。お疲れのことと思いますので、お先に行先の住所を教えていただけますか』とお声がけすると、気持ちよく住所を教えてもらえるよ」と。また、道を間違えてしまったときの対処法。「『お時間を取ってしまって、申し訳ございません。時間は返せませんが、料金については、ふだんの金額でけっこうですから』というと、ことなきをえるよ」と。非常に具体的なので、ありがたいですね。

今後の目標としては、世間のタクシードライバーへの印象を塗り替えたいです。それは、私たちのマナーや接客によって、確実に実現できることだからです。タクシー業界への偏見をなくすことに、少しでも貢献できたらいいと思っています。

事業所概要

所在地 東京都大田区北馬込1-27-7
TEL 03-3771-3709
転載元サイト https://hikoma.jp/keiho-kotsu/