株式会社このめ 代表取締役 根岸 賢伍株式会社このめ 代表取締役 根岸 賢伍

仕事をする「スキル」も「意味」も
学生のうちに手に入れられる会社です

仕事をする「スキル」も「意味」も
学生のうちに手に入れられる会社です
株式会社このめ
代表取締役
根岸 賢伍

「社会人になる前に、本気でビジネスに取り組みたい!」。そう考えている学生に、想いを叶える場所を提供しているベンチャー企業が「株式会社このめ」だ。同社では、新世代のクリエイター“ライバー”のマネージャー業務と、企業向けの最新ITツールの販売支援を行う業務で、学生インターンが活躍している。マネジメント力や営業力が身に着くのに加えて、このめの経営理念の下で働くことで、“仕事をする意味”を実感できるという。今回は、このめ代表の根岸賢伍を取材。経営理念についてや、なぜ学生に活躍の機会を提供しているのかなどを語ってもらった。

※インタビュー掲載元はこちらになります


PROFILE
根岸 賢伍(代表取締役)

新時代のエンタメ」の仕事で学生インターンが活躍

——このめは、2021年4月設立のスタートアップ企業にも関わらず、「ライバーのマネージャー」と「企業向けの最新ITツールの販促支援」の2つの業務で、多くの学生インターンが活躍し、急成長を遂げています。学生が集まる理由は何でしょう。

主に2つあると思います。1つ目は、このめが提供している仕事が、学生さんにとって魅力的であること。2つ目は、このめの経営理念に共感・賛同して仲間になってくれた学生さんが多いことです。

まず、1つ目について、「ライバーのマネージャー業務」を例に、お話ししましょう。ライバーとは、配信アプリを使って、トークや歌、ダンス、料理など、自身の得意なことを披露し、それを実況する新世代のクリエイター。主に、視聴するファンの方から、応援の意味を込めたオンライン上の課金“投げ銭”を受け取ることで、収入を得ます。YouTuberと違い、動画編集スキルは不要で、スマホ1つで活動できる。そのため、今、急速にライバーの数が増えています。

学生さんであれば、ライバーの配信を実際に視聴した経験がある方も多く、身近なクリエイター。そのマネージャーを務めることで、今、注目を集めている新しいエンタメ業界を体験できる。それに加えて、「もっと活躍してもらえるように、人をサポートする」という、マネジメント能力を学生のうちに身に着けられる点も魅力でしょう。

——なるほど。では、「企業向けの最新ITツールの販促支援」の仕事について、学生が魅力を感じるポイントを教えてください。

「学生のうちに、高い営業力を身に着けられる仕事」であることです。このめが学生インターンに任せているのは、企業に電話を掛けて、「最新ITツールを販売している会社の担当者が、商品の説明にお伺いする」アポイントメントを取り付ける仕事。「企業の組織構造や、部署ごとの業務内容を理解していないと、できない仕事」と考えられていて、学生に任せるケースは非常にまれです。

このめが、それを学生に任せられるのは、私と共同創業者の百田の2人が、「営業力の高い会社」として有名なキーエンス出身で、そこで得たノウハウを駆使して、学生でも成果が上がる仕組みを作っているから。実際、社会人だけで同じ業務をしている会社よりも成績が良いくらいです。営業力はビジネスパーソンとしての基礎スキルなので、これを身に着けておくだけで、就活や社会人としてのスタートダッシュで、大きな差を付けることができます。

——なるほど。では、「企業向けの最新ITツールの販促支援」の仕事について、学生が魅力を感じるポイントを教えてください。

“大切な人を幸せにする”ために仕事をしよう

——就活に非常に役立つ経験ができるわけですね。では次に、このめのインターンに学生が集まる、もう1つの理由である「経営理念」について、解説をお願いします。

「誰かが自分以外の誰かを大切にしたいと願った時、そこに介在するサービスを創る」。それが、このめが大事にしている世界観です。このめのメンバーが「自分以外の誰かを大切にしたい」と願った時に、「こんなサービスがあったら良いな」というサービスを、有形無形問わず提供していく会社でありたいということです。そのサービスが、メンバーの周囲の人々に届き、そこから更に世界中へ広がっていくことで、暖かい気持ちを人々に届けることを目指しています。こうした理念に、“Z世代”と呼ばれる今の学生さん達は、とても共感してくれていますね。

——根岸さん自身とって、“大切な人”は誰なのでしょう。

家族です。特に、両親ですね。人生で挫折しそうになった時、いつも両親が支えてくれましたから。「その恩返しをするための贈り物として、一番ふさわしいものは何か」。そう考えた時、「起業して、立派になった自分自身の姿を見せれば、両親はきっと幸せを感じてくれるはず」という結論に。そこでキーエンスを退職して、起業に踏み切ったのです。

一度、シンガポールで事業を立ち上げたのですが、私自身が経営者として未熟で失敗してしまった。帰国して再起を図り、キーエンス時代の仲間である百田と一緒に立ち上げたのが、このめなのです。

——このめが、ライバーのマネジメントを事業として選択した理由を教えてください。

「百田にとっての“大切な人への贈り物”を事業化した」と言えるかもしれません。実は百田自身がライバーをやっていて、トップクラスの稼ぎを得ていました。ライバーは視聴者であるファンの方々と家族のような繋がりができる。「その大切な繋がりをさらに広げていきたい」「YouTuberのように知名度のある存在へとライバーの社会的地位を引き上げたい」というのが百田の想い。そうすることが、ライバーとしての百田を応援してくれたファンの方々への、何よりの贈り物になると考えたのです。その想いを受けて、私と百田の二人三脚で、大きな事業に発展させていきました。

——このめが、ライバーのマネジメントを事業として選択した理由を教えてください。

学生が圧倒的な成功体験を得られる仕組みがある

——野心的な構想ですね! ただ、ライバーは社会人が副業でやっているケースが多いと聞いています。そのマネージャー役は、学生には荷が重いのではありませんか。

「企業向けの最新ITツールの販促支援」の仕事と同じように、「ライバーのマネージャー」の仕事についても、“学生でも成果が上げられる仕組み”を作っているので、大丈夫です。共同創業者の百田がトップライバーだったので、ライバーがぶつかる壁と、それを乗り越える方策について、このめには多くの知見がある。それをマニュアルとしてまとめているので、社会人経験の少ない学生でも、マネージャー業務が務まるわけです。

——このめが学生に対して、活躍できる舞台を用意している理由を聞かせてください。

学生のうちに圧倒的な成功体験を得て欲しいからです。それは、私自身の経験が元になっています。私は学生時代から起業に関心があり、学生起業家になることも考えたのですが、キーエンスへ就職する道を選択。「まずは事業を成功させる基礎になる、営業スキルを身に着けたい」「給与の高い会社に入って、起業資金を稼ぎたい」という想いからです。

でも、振り返って考えれば、少し遠回りだったかもしれません。学生時代のうちに高い営業スキルと高収入を手に入れられる場所があれば、会社員を経験せずとも良かった。ですから、「私自身が学生の時に欲しかったもの」を、今の学生さん達に提供しようと考えたのです。

学生も社員も関係なく、一緒に成長できる会社です

——では、最後に、学生に向けてメッセージをお願いします。

学生のうちから、1つでもいいので成功体験を得てもらいたいです。そうすることで「勝ちグセ」が付き、自信を持って社会人として歩んでいけますから。このめは今後、どんどん新規事業を立ち上げ、学生さんが成功体験を得られる舞台を増やしていく予定です。

例えば、2022年8月に転職エージェントのサービスを開始。主にライバーに対して、トーク能力などライバーならではのスキルを活かした転職支援を行います。また、急成長しているライブコマースの分野にも参入。ライバーが商品・サービスの良さを自分なりの言葉で伝えられるようにサポートして、コマーサーとして活躍してもらうことを考えています。

学生さん自身が新事業を企画・実行することも大歓迎。元々、「企業向けの最新ITツールの販促支援」事業も、何名かの学生インターンから「根岸さんや百田さんから営業スキルを学びたい」という声があったので、事業化したものです。そうやってどんどん新事業を立ち上げて、それを推進する中で、学生も社員も関係なく、お互いに成長し、成功の喜びを分かち合っていく会社です。是非、仲間になってもらえれば嬉しいですね。

——では、最後に、学生に向けてメッセージをお願いします。

事業所概要

所在地 東京都台東区柳橋1-4-3 ツイントラス2ビル7階
TEL 03-5829-6199
転載元サイト https://hikoma.jp/konome/