株式会社リバイブル 代表取締役社長 尾形 優株式会社リバイブル 代表取締役社長 尾形 優

社員の夢を事業化することで、
「つぶれない会社」をつくる

社員の夢を事業化することで、
「つぶれない会社」をつくる
株式会社リバイブル
代表取締役社長
尾形 優

“不動産会社"というと、仲介や販売をしているようなイメージをもつかもしれません。しかし、2009年設立の不動産ベンチャー、リバイブルは、土地(不動産)をフルに有効活用するためのさまざまなプランニングを行い、それにともなう多様なサービスを提供するもの。ベンチャー企業にはめずらしく、7つもの事業を展開している(下図参照)。事業を多角化している背景には、「顧客のニーズにしっかりこたえたい」「社員にチャレンジできる環境を提供したい」、そして「絶対につぶれない会社にしたい」という代表取締役社長の尾形優の想いが込められているのです。本人に、その想いのたけを語ってもらいました。

※インタビュー掲載元はこちらになります


収益性を考えたら有利な木造アパート

——リバイブルが手がける7つの事業について、解説をお願いします。

わかりました。まず、リバイブルの主力事業である「①投資用不動産の開発事業」について、説明しましょう。東京23区内の売地を見つけてきてリバイブルが購入。そこに賃貸用の集合住宅を建て、不動産投資家さんに販売する事業です。大きな特徴は、ほとんどのケースで、木造アパートを建てていることです。

——リバイブルが手がける7つの事業について、解説をお願いします。

——木造ですか。鉄筋コンクリート造のほうが主流だと思っていました。

ええ、業界全体としてはその通りです。鉄筋コンクリート造に比べ、木造は火事の心配があり、建物の劣化が早い。また、「安っぽい」と入居者さんに敬遠されがちといったデメリットがあったからです。

でも、リバイブルの木造アパートは「耐火木造」。火事になりにくく、耐用年数が長い。また、オートロック・内廊下・宅配ボックスなど、入居者さんに人気がある最新の設備をつけています。それにくわえ、木造は建築コストが安い。ですから、投資家さんにとって利回りが高い物件になるのです。

——木造ですか。鉄筋コンクリート造のほうが主流だと思っていました。

——なるほど。では、続いて、「②戸建事業」について教えてください。

カナダの輸入住宅やテラスハウス形式の住宅を開発し、一般の方々に販売しています。海外仕様の住宅は、日本人の感覚からするとデザインが大ぶり。「日本のせまい土地に建てるとホンモノ感がでない」という欠点があります。そこでリバイブルでは、カナダ現地の住宅メーカーと提携し、カナダでデザイン、建築に必要な材料や設備を直接輸入するルートをつくることで本格的なカナダ住宅を日本で再現できるよう体制を整えました。人気の高い北欧系の輸入住宅よりも低価格で、クオリティは同等です。テラスハウスについても新しい都心の暮らし方を提案しています。イギリスでは一般的な住宅スタイルを日本の生活様式に合わせて企画しています。おもに立地が良く、マンションと戸建てのいいとこ取りを意識した造りになっています。

——なるほど。では、続いて、「②戸建事業」について教えてください。

急成長する東南アジアの不動産に着目

——大手デベロッパーのように、広大な土地を買い、開発したうえで分譲住宅地として販売するようなビジネスなのでしょうか…?

いえいえ。多くの場合、私たちの主力事業である投資用不動産の開発にともなって案件が発生するのです。たとえば、ひとつながりの土地のなかで、「この部分には木造アパートを建てよう」「この部分には輸入住宅やテラスハウスを建てよう」と、土地のもつチカラを最大化する事業をしているのです。

土地を駐車場にして一般の方々から駐車料金をいただく「③パーキング事業」も、同じようなカタチで案件が発生することが多いんです。たとえば「木造アパートを建てる工事が始まるまで、土地を寝かせておくのはもったいない。ここはクルマがよく通るので、工事開始まで駐車場にしましょう」といった具合に提案するわけです。

——なるほど。単独の事業体ではあるけれど、すべて土地の利を活かした事業という一貫性がある、と。

その通りです。「④事業推進部」についても、お客さまが所有する土地に対し、「どんなカタチで投資をすれば利益を最大化できるか」「いまある資産をどう組み替えれば資産効率を上げられるか」などを総合的に提案する部署です。そして、「⑤設計・施工事業部」は、土地に適した建物を企画・建築してお客さまの理想を現実のものにしています。

さらに、「⑥仲介管理事業」については、リバイブルから木造アパート物件を購入した投資家さんに対して、そのアパートの各部屋の借り手を見つけ、入居し続けてもらえるように管理するサービスを提供するのが中心です。

——よくわかりました。では、「⑦海外事業」について教えてください。

ベトナムをはじめ東南アジアの不動産を国内の投資家に販売する事業です。じつはこれも、リバイブルの木造アパート物件を購入していただいたお客さまのニーズにこたえてスタートした事業。成熟した日本の不動産市場では賃貸でコツコツ家賃収入を得る。一方、経済が伸びざかりで、人口が増えている東南アジアでは、物件の転売で大きくもうける。リバイブルが両方のサービスを提供することによって、不動産投資の利益を最大化していただくわけです。

——よくわかりました。では、「⑦海外事業」について教えてください。

巨大プロジェクト完成の翌日、勤務先が倒産

——ベンチャー企業というと、ひとつの事業にヒトとカネを集中して急成長していくのがスタンダードだと思います。リバイブルが多くの事業を展開するのはなぜですか。

おもに3つあります。ひとつは、お客さまに対してリバイブルが提供する価値を最大化するためです。

2つ目は、社員のみんなに多くの経験やチャンスを与えるため。会社のなかに、たくさんトライできる環境をつくりたい。事業がいろいろあって、ポジションがたくさんあって、海外も含めた各地に働く場所がある。「他社に転職しなくても、社内でやりたいことが実現できる」という企業体をつくりたいんです。また、社員が自ら新事業を立案し、それを立ち上げていくのも大歓迎。実際に、いまリバイブル傘下の社団法人を通じて、空き家対策に取り組んでいるのは、社員の発案なんです。「起業しなくても、社内で経営者になり、自分のアイデアを事業化できる」という企業体をめざしています。

——ベンチャー企業というと、ひとつの事業にヒトとカネを集中して急成長していくのがスタンダードだと思います。リバイブルが多くの事業を展開するのはなぜですか。

——3つ目の理由を教えてください。

「つぶれない会社」をつくるためです。事業の柱をひとつに集中させるのはこわい。柱が何本もあれば、1本の市況が悪くなってもほかで補完することができる。そのことは、私は会社員時代に、身をもって経験しましたから。

——どんな経験だったのですか。

当時、私は東証一部上場の不動産会社に在籍。50店舗以上のテナントさんが入る、大きなアウトレットモールの開発プロジェクトを担当していました。テナントさんとの出店交渉、建物の設計、そして工事──。オープン当日まで、馬車馬のように働きましたよ。そしてついにオープン。祝賀会の場で、テナントさんや施工会社の方々に「みなさん、ありがとうございました!」と。その翌朝のことです。勤務先が倒産しました。

——えっ!原因はなんだったのでしょう。

ちょうどリーマンショックのさなかだったので、資金繰りが立ちゆかなくなったのです。私にとっては、倒産は晴天のへきれき。工事代金の支払いをさいそくする施工会社の社長さんや、モールがどうなるのか問いつめてくるテナントの店長さん…。でも、いち担当者にすぎない私には、どうすることもできない。地獄でした。

そのときに思いました。「倒産は絶対にやってはいけない。つぶれない会社をつくろう」。その強い想いは、いまも続いています。

——えっ!原因はなんだったのでしょう。

多くの社員に「社長」になってほしい

——最後に、リバイブルに就職・転職したいと考えている未来のメンバーに、メッセージをお願いします。

リバイブルは4年後くらいをめどに上場を視野に入れています。上場に向けてホールディングス化して、各事業部をそれぞれ会社にしていく構想もある。それぞれの会社の社長に、社員を抜てきしたい。私はできるだけ多くの社員に、社長になってほしいんです。すべてを自分で決定する立場って、人生のなかでなかなか経験できないですからね。

「こういうことをやってみたい」「こういう夢がある」と、たとえ具体的なものでなくても、夢や希望があれば、リバイブルの門をたたいてみてください。必ずその夢を具体化し、事業化して実現する人財へと成長できますから。

——最後に、リバイブルに就職・転職したいと考えている未来のメンバーに、メッセージをお願いします。

事業所概要

所在地 東京都千代田区神田北乗物町1-1 イトーピア神田共同ビル5F
TEL 03-6206-9318
転載元サイト https://hikoma.jp/rebible/