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行政書士法人よしだ法務事務所 東京オフィス代表 松浦 祐大行政書士法人よしだ法務事務所 東京オフィス代表 松浦 祐大

相続への不安を
新たな人生を歩む喜びへ、
昇華させることが私の仕事です。

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相続で得られる、いちばんの財産は
お金ではなく“家族のつながり”なんです。
行政書士
行政書士法人よしだ法務事務所
東京オフィス代表
松浦 祐大

「松浦先生のおかげで、晴れ晴れとした気持ちで、これからの人生を歩んで行けます」──。遺産相続が発生し、それを相談する専門家として松浦氏を選んだ人の多くが、感謝の言葉を述べる。相続分野を専門とする行政書士として、手続きや書類作成を高い品質で行っているからだけではない。不動産の登記移転があれば司法書士、相続税対策ならば税理士、そして相続人どうしのトラブルに発展したら弁護士と、同氏の幅広い人的ネットワークから最適な専門家を紹介。そしてなによりも、「どこまでも依頼者によりそい、最大のメリットを提供する」という姿勢が顧客から支持を集めているのだ。


「行政書士が相続において頼りになる相談相手であることを、もっと世の中に知らしめたい」

「ときには、依頼された手続きを“やらない”こともあります」。松浦氏の発言には驚かされる。その真意は、「相続にかかわる事項は多岐にわたり、とても複雑。お客さまがすべてを把握するのは困難です。少ない情報や間違った情報をもとに、お客さまが“この手続きが必要”と判断して、それを依頼してきたとしても、その手続きをすることがお客さまのためになっていないこともありえるからです」。ときには依頼者が気づいていない点を掘り起こして、より依頼者にメリットの大きいやり方を提案するのが松浦流だ。

「相続放棄をしたいので、ご相談させてください」。先日、弟さんが亡くなった方が事務所を訪ねて来られました。弟さんは約2,000万円の借金を抱えていた。「そんな大金、とても背負えないので、相続を放棄したほうがいいのではないか」というのです。たいていの行政書士であれば、相続に必要な書類を集めて、相続放棄の申述を司法書士へ依頼し、手続きを粛々と進めるだけでしょう。しかし、私は相続放棄についてはいったん保留にしました。いちど手続きをしてしまうと、もうあと戻りはできません。その前に、入念に調査する必要があると思うからです。

 お話をお聞きしていくなかで、弟さんは不動産を所有していることがわかりました。一等地とはいえない場所だったので、依頼者は「とても借金をカバーできるような価値はないでしょう。不動産も含めて相続放棄をしたい」というご意向でした。しかし、私が知り合いの専門家に依頼して不動産の評価額を調査したところ、高価格で売却することが可能とわかったのです。そこで相続放棄はせずに不動産を売却、その代金で借金を帳消しに。それでも多少のお金が残り、依頼者はそれを得ることができました。

 相続放棄とは、弟さんとの関係を断ち切るような行為です。もし実行していれば、依頼者は一生、「弟のことを切り捨ててしまった…」という罪悪感にさいなまされたかもしれません。でも、放棄することなく、しかも弟さんから財産のプレゼントを受け取ることができた。依頼者はこれからずっと、「弟がいてくれてよかった。ありがとう」と感謝しながら生きていくことができます。とても喜んでいただけました。

 依頼された手続きを進める前に、お客さまにとっていちばんメリットがあることはなんなのか、つねに考えます。そして、この件における不動産の専門家のような、私がもつ専門家のネットワークを駆使して、多くの知恵を結集する。そうすることで、ときにはお客さまに依頼された以上のメリットをご提供する。それが私のやり方です。

「ときには、依頼された手続きを“やらない”こともあります」。松浦氏の発言には驚かされる。その真意は、「相続にかかわる事項は多岐にわたり、とても複雑。お客さまがすべてを把握するのは困難です。少ない情報や間違った情報をもとに、お客さまが“この手続きが必要”と判断して、それを依頼してきたとしても、その手続きをすることがお客さまのためになっていないこともありえるからです」。ときには依頼者が気づいていない点を掘り起こして、より依頼者にメリットの大きいやり方を提案するのが松浦流だ。
行政書士としての専門知識を提供するだけでなく、ほかの分野のエキスパートを必要に応じて紹介できるのが強み

相続についての幅広い知見と、行政書士としての専門知識。そして多くの専門家との人的ネットワーク。それらの武器を、つねに顧客の喜びのために使おうとする松浦氏。顧客満足を実現するために、同氏がモットーとしているのが「徹底した現場主義」だ。自分の足で、ときには依頼者とともに現場を調査する。顧客に対して、文字通り「よりそって」いる。

 先日、「警察から、“あなたの父親が亡くなった”と連絡があったのだけど、なにをどう手続きすればいいのかわからない」と、不安げに相談に来られた方がいました。生まれてこのかた、お父さまとはずっと疎遠だったといいますから、当然でしょう。しかも、亡くなられた当時、お父さまに身よりはなく、自宅で孤独死されたとのこと。あとのことをすべて、依頼者がおひとりでやらなくてはならない状況でした。

 そこで私が一緒に行動することに。依頼者と一緒に戸籍や住民票などを調べ、お父さまのことを調査していった結果、なんと約8,000万円の預金があることがわかったのです。依頼者はそれを相続することができました。家族と疎遠になり、孤独のなかで亡くなっていったお父さまですが、子どもに財産を贈ることができました。疎遠だった父子のきずなをつなぐことができたわけです。「松浦先生が一緒にていねいに調べてくれたおかげです」と依頼者からいってもらえ、私もうれしかったですね。

 相続は一生になんども経験するものではありません。多くの方が、慣れない手続きの煩雑さに苦労されます。それに役所や金融機関での手続きは普通、平日にしかできませんから、仕事をもっている方であれば、なおさら大変です。だから、「私のほうで代わりにやってあげられたら」という気持ちがあります。その延長線上に、「お客さまと一緒に調査する」という発想も生まれます。また、「不動産の登記移転をしなければならないから司法書士を探さないと」といったように、専門士業を探して連絡していくのも手間のかかる作業です。それを私自身の人的ネットワークのなかからご紹介しているのも、「少しでもお客さまの手をわずらわさなくてすむように」という想いからなのです。

相続についての幅広い知見と、行政書士としての専門知識。そして多くの専門家との人的ネットワーク。それらの武器を、つねに顧客の喜びのために使おうとする松浦氏。顧客満足を実現するために、同氏がモットーとしているのが「徹底した現場主義」だ。自分の足で、ときには依頼者とともに現場を調査する。顧客に対して、文字通り「よりそって」いる。
多くの人にとって、相続が必要な事態は突然、やってくる。
「どうしたらいいかわからない」という不安にこたえるのが専門家の仕事だ
依頼者のヒアリングに時間をかけ、入念にメモをとる

たとえ「おせっかい」といわれることがあっても、顧客に喜んでもらえるようにさまざまな提案をぶつけ、現場へ出向き、顧客とともに行動する松浦氏。どこまでも顧客本位のスタンスを貫く考え方が生まれることになったのには、父親から受けた影響があるという。

 父親はスポーツ用品の卸売業をいとなんでいて、ずっとお客さまとのかかわりを大事に、仕事をしてきた人なんです。従業員にまかせておけばいいようなことでも、自分から進んでお客さまのところに出かけていくようなタイプ。とにかくお客さまと接するのが好きな人なんでしょうね。その背中を見て、私は育ちました。

 士業として活動しているのも、父の薫陶が大きいのかもしれません。じつは私は、大学に入ったころは「公務員になりたい」と思っていました。社会の現実を知らず、「定時で帰れて、土日休めて、クビになることもない」なんて考えていた。いまは、そんな、お気楽な公務員はどこにもいないのを知っていますが(笑)。当時の私は、いわゆる安定志向だったんです。でも、そんな話を父にしたら、「だったら大学なんて辞めろ。そんなムダなお金は払いたくない」とピシャリといわれたんですよ。「子どもには安定的な職についてほしい」と望む親が多いと思いますが、うちの父はまったく逆(笑)。父いわく「大学に行くなら、自分でやりたいことを見つけて、人に影響を与えられるような仕事をしろ」と。そんな父の言葉を聞いて、自分で手に職をつけて、人のためになるような仕事をしたい。そう思うようになったのです。

 そこで大学卒業後、行政書士の資格を取得。すぐに独立して個人事業主として仕事を始めました。しかし、営業力や経営力がなく、うまく回っていきません。結局、個人事業をたたんでしまったのです。そして、大手企業の法務部へ就職。契約書の作成やチェック、議事録の作成などの業務に従事していました。父は、私が「大手企業に就職する」という話をしたとき、イヤそうな顔をしましたね。あのときの父の表情がずっと心に残っています。

 企業法務の業務は、非常にやりがいのある仕事でした。でも、ときおり、「自分がなんのために仕事をしているのかわからない」という想いにとらわれることがありました。そもそも行政書士になったのは、お客さまと直接、接する仕事がしたいと思ったから。それなのに、自分の勤務先のお客さまのだれとも面識がなく、オフィスの外に出ることなく、ずっと作業している…。

 もういちど、お客さまと向き合える「現場」に戻りたい。そう考えて、以前からの司法書士の友人からの誘いを受けるかたちで、その友人が代表を務めるよしだ法務事務所へ入所したんです。

たとえ「おせっかい」といわれることがあっても、顧客に喜んでもらえるようにさまざまな提案をぶつけ、現場へ出向き、顧客とともに行動する松浦氏。どこまでも顧客本位のスタンスを貫く考え方が生まれることになったのには、父親から受けた影響があるという。
よしだ法務事務所代表で、司法書士・行政書士の吉田隼哉氏(写真左)と二人三脚で事務所を運営している

よしだ法務事務所が相続問題を得意領域としていたことで、松浦氏も相続を専門とすることに。「お客さまに徹底してよりそう」という同氏の姿勢が、相続という、個人が背負うには煩雑で重すぎる課題を解決するのにぴったりはまり、多くの実績を重ねていった。「人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く」。大英帝国の偉大な政治家、ウィンストン・チャーチルがいったとされ、松浦氏が学生時代から大切にしている言葉だ。それを顧客に対して具現化できたいま、同氏の胸に描かれているビジョンはなにか。

 これからも、ひとりでも多くのお客さまに喜びを与えられるよう、日々の努力をおこたらず、愚直に、ひたむきに仕事をしていきます。お客さまに対して、いい意味でより踏み込んでいくことにこだわりたい。お客さまご自身が気づいていないような課題を一緒に見つけながら、解決していくことを目標にしていきたいと思います。

 そしてもうひとつ、私が行っている業務のことを、もっと多くの方に知っていただきたい、という想いがあります。相続についてのサービスを、あらゆる切り口からお客さま本位で提供していることを、たくさんの方に知っていただき、相続のプロセスが円滑に進むように手助けをしていきたいですね。

 相続のサポートは、家族関係に踏み込んでいく仕事です。だからこそ「なんとかしてあげたい」という想いの部分が大切だと感じています。どこまでもお客さま本位のスタンスで、相続をスムーズに終えてもらうためのお手伝いを、身近によりそいながら提供していきたいと思っています。

「お客さまと直接、接したい」。
そんな想いがつのり、
相続の相談相手の道を選びました。

松浦 祐大(まつうら ゆうた)
松浦 祐大(まつうら ゆうた)
松浦 祐大(まつうら ゆうた)
プロフィール

1984年、神奈川県生まれ。大学卒業後に行政書士・宅地建物取引主任者の資格を取得。個人事業主として活動したあと、大手企業の法務部へ就職。契約書作成やチェックなどの企業法務に従事する。その後、「直接顧客と向き合う仕事がしたい」と考え、行政書士法人よしだ法務事務所へ入所。事務所代表から認められ、東京オフィスの支店長をまかされる。現在は同事務所の東京オフィス代表として多くの顧客と向き合い、相続のエキスパートとして活躍している。

事業所概要

社名 行政書士法人よしだ法務事務所
住所 東京都台東区東上野4-16-1 横田ビル1階
コーポレートサイト https://www.souzoku-baikyaku.jp/
その他のサイト http://yoshida.houmu-souzoku.com/
http://www.souzoku-mado.jp
http://www.rikon-baikyaku.com
https://shinzoku-baibai.com/