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株式会社ノットグローバルホールディングス マネージャー座談会株式会社ノットグローバルホールディングス マネージャー座談会

業務マニュアルのない会社だから
若い感性を存分に発揮して成長できる

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業務マニュアルのない会社だから
若い感性を存分に発揮して成長できる
株式会社ノットグローバルホールディングス
高橋 史広 / 西山 卓也 / 岡崎 卓

国際貿易業務という、高度な専門性が要求される仕事を、未経験で採用した若手人財に大きな裁量を与えて任せていく──。それが、ノットグローバルホールディングス流の人財育成術だ。こんなことができるのも、判断に迷うとき、親身になって相談に乗ってくれる、頼もしい先輩社員がいるからこそ。今回は、そんな頼れる先輩3名が集合。営業部でマネージャーを務める岡崎と高橋、カスタマーサービス部でマネージャーを務める西山。ノットグローバルホールディングスの屋台骨を支える3人に、職場風土や人財マネジメント術などを語りあってもらった。

※インタビュー掲載元はこちらになります


PROFILE

■高橋 史広(営業部 マネージャー)
■西山 卓也(カスタマーサービス部 カスタムズオペレーション マネージャー)
■岡崎 卓(営業部 マネージャー)

つねに変化する貿易法務の“生き字引”

西山 今日はそれぞれの部門でマネージャーを務める3名で語りあうという企画。まずは、それぞれ自己紹介しましょうか。私は、輸出業にかかわる書類作成を行っているカスタマーサービス部担当。また、会社全体の数字管理にも携わっています。13名のメンバーと一緒です。

高橋 西山は“部下”って言葉を使わないんですよね。

西山 そう。「自分がいちばんできない人間」だと思っているので。

岡崎 いいこだわりですよね。私は営業担当だから、お客さまの前でかしこまって話す機会が多い。そんなときは“部下”って言葉を使うこともある。「私の部下である〇〇に担当させます」とか。でも、今日は西山にあわせてみましょうか(笑)。私の場合、一緒に働くメンバーは15名ほど。西山の部門が書類をつくるのに必要な情報を、お客さまにヒアリングして収集するのがおもな仕事。海外のお客さまが多いので、外国出身メンバーの語学力を活かして、問い合わせの際に即座に対応できる体制を整えているのがノットグローバルホールディングスの強み。メンバーのうち5名が外国の出身者です。

高橋 私は、岡崎と同じ部門のマネージャー。二頭体制のようなカタチです。まあ、メンバーみんな、話しやすい岡崎のほうに相談に行きますが(笑)。私の場合、2019年2月までは、横浜支店で支店長をしていて、横浜税関への対応を担当していました。そのおかげで、国際貿易の法令について、実務的な知識を得ることができたんです。東京本社に来てからは、それらの知識・経験の伝承も重要な業務になっています。 岡崎 うん。法令にかんしては高橋に相談すればわかるから、メンバーみんな安心感がある。法令の条文はインターネットで調べれば出てくるけれど、いざ、特定の案件で「これはOKなのか、NGなのか?」と迷うことにぶつかると、そんな個別具体的なことはネットに出ていないケースが圧倒的に多い。しかも、日々、法律は変わっていますからね。高橋のおかげでキャッチアップできています。

あれ? 3人ともまともに就活してないな(笑)

西山 それじゃあ、お互い、ノットグローバルホールディングスに入社するまでの経歴を話していきましょうか。私は、大学2年ぐらいから学業にイヤ気がさしてしまって。3年生が終わるころには、進級があやうい状況。本来は就職活動をするべき時期でしたが、単位取得におおわらわ。そんな時間はなかったので、就職はあきらめました。学業に専念したおかげで大学を無事に卒業。そのあとは、実家の仕事を手伝いながら、進路を模索していたんです。

実家の仕事がひと段落したとき、「海外に行こうかな」と思いたった。それで、海外に行く資金をためようと、上京して六本木ヒルズの駐車場で、警備員のアルバイトをしました。ほぼ休まずに2年間ほど働き、米国へ。シカゴに半年間滞在して、ある程度の英語が使えるようになったんです。せっかくなので、帰国後は「英語力を活かした仕事をしよう」と、車両輸出を手がける会社に就職しました。

岡崎 はじめて聞く話ばかり。波乱万丈なんですね(笑)。六本木ヒルズの駐車場なら、高級車ばかりでしょう。

西山 そうですね(笑)。駐車場の高さ制限をめぐるトラブル対応も仕事のうちだったから、たくさんの車種の車高を知っています。車両輸出に携わるようになって、そのリアルな知識が多少は活かせたかな(笑)。

高橋 その会社から、どうしてノットグローバルホールディングスに転職したんですか?

西山 じつは前職では、人間関係で悩んでしまって。「もう実家に帰ろうかな」と思っていたとき、たまたま前職の取引先だったノットグローバルホールディングスの松澤と話す機会があって。当時はまだ社長ではなかったけれど、親身になってくれた。「実家に帰るぐらいなら、ウチにこないか」と。ノットグローバルホールディングスは、取引先としてすごく誠実な会社だった。なにか依頼をすると、すぐに対応してくれる。働いているメンバーが自分の同世代ということもあり、好印象だったんです。それで入社を決めました。

次は岡崎。確か、出身大学は私と同じく関西のほうでしたよね。

岡崎 ええ。大阪の大学を卒業しました。当時は、就職氷河期まっただなか。就職に不安を抱きながら、3年生の終わりごろ、友人の誘いを機に、米国のグランドキャニオンに行きました。その壮大な景色を見て、「就職なんて小さなことで悩んでも仕方ないな」と。それで就活をいっさい、しなかったんです。でも、親のすねをかじるわけにはいかない。卒業後は、1年半ほどアルバイトをして食いつなぎつつ、貯金をしました。

24歳になったとき、「英語くらいしゃべれないとな」と思い、カナダ・カルガリーに飛びました。そこで1年弱、英語を勉強。それなりに話せるようになって、日本への帰国を意識。カナダからネット検索で日本での就職先を探し始めた。そんななかで、ノットグローバルホールディングスの求人を見つけたんです。ホームページから直接問い合わせ、履歴書を送る流れに。入社の決め手は西山と同じです。帰国して、日本での採用面接を受けたとき、担当が松澤だった。「この人と一緒に仕事がしたい」と思うほど、人柄にほれこみましたね。

では、高橋のキャリアヒストリーを聞かせてください。

高橋 私はもともと、フリーターをしていました。「このままじゃいけない。定職につかないと」と思いはじめたころ、知人に紹介された会社が通関の事業者だったんです。そこで通関業務に従事していたんですけど、だんだんと不安を抱えるように。業務そのものに不満はなかったんですが、机に向かって、申告書類をつくって、税関へおもむいて──という繰り返し。「このままでいいのか」と。そんなとき、通関業務の依頼先として、つきあいのあったノットグローバルホールディングスの役員と話す機会があって。「ウチに来ないか」と。

ノットグローバルホールディングスが通関業者としての認定を取得し、自ら通関業務を手がける構想があるというんです。「それをやってくれないか」。その話を聞いたとき、とても魅力的に思えました。やること自体は通関業務で、変わらないかもしれない。でも、ひとつの部門をゼロから立ち上げる、刺激的な仕事です。「ぜひ、やらせてください」と、その場で即答しました。

西山 あれ?誰ひとり、まともに就活してないですね(笑)。

そもそもマニュアルがある業務っておもしろい?

高橋 それでは、次にノットグローバルホールディングスの企業カルチャーについて語りましょうか。まずいえることは、「自由だ」ということ。どの業務であれ、マニュアルが存在しない。営業でいうと、どういうお客さまにアプローチするのか、どんなふうに案件化するのか、決まった方法がない。すべて、個々の裁量に任されている。個々に課せられる目標に達すればよし、というスタイルですよね。

西山 うん。そもそも、マニュアルがある業務って、おもしろいんですかね。型にはめて、「この通りやってください」といっていればいいなら、マネージャーとしてはラクだと思う。でも、人それぞれ能力の差があるし、考え方の違いもある。自分のやりやすいやり方で、結果につなげるのがベストなんじゃないですか。

岡崎 本当にそう。メンバーから、「営業って、どうやって進めればいいんですか」と聞かれたとき、「正解はない」といっています。それぞれにあったやり方を模索するほかない。でも、そう説明しても、なかなか伝わりにくいです(笑)。

西山 案件ごとに事情がまったく違いますからね。ひとつの案件に携わるごとに、いろんなことを学んでいき、自分なりのやり方を築いていくしかない。経験者であっても、未経験者であっても、本人の姿勢しだいでどうにでも転がっていく世界だと思います。

高橋 とくに失敗から学んでほしい。失敗から学ぶことはとても多いから。「これだけはやっちゃダメ」というところだけ、きちんと責任をもって教えるので、あとは自由に取り組んで、どんどん失敗してほしい。

つけくわえるなら、「自由に」っていっても、右も左もわからないメンバーを放置するわけじゃない。ノットグローバルホールディングスは社内の風通しがとてもよい。人間関係がフレンドリーだから、わからないことは、いつでも聞ける雰囲気がある。ひとりで抱え込んでしまうようなことはありません。そこは安心してほしいですね。

多様な働き方を実現できる会社をめざす

西山 最後に、今後、どんな会社にしていきたいかを話しましょう。私は、働き方の多様化を推進していきたい。そもそも、「出社」って必要でしょうか。リモートワークで十分。そうした取り組みを推進して、人財が集まる会社にしていきたいですね。

また、多様化に対応するため、マニュアル化すべきところは、マニュアル化する必要性も今後は感じています。

岡崎 そうですね。働き方改革について「他社がやっているから、ウチもやる」ではなく、ノットグローバルホールディングスにふさわしい働き方はなんなのか。その基準をもって、なにごとも判断していきたい。

高橋 私は、もっともっと会社を大きくしたい。そのために、最近、松澤がよくいう「伝える力」というワードを社員全員に浸透させたい。新しいメンバーも、古くからいるメンバーも、お互いに伝える力を発揮すれば、よい知恵が生まれる。時代が変わっていくなか、それに柔軟に対応していける会社になるために、そうやって生み出された知恵が、きっと役に立つと思うんですよ。

事業所概要

所在地 東京都渋谷区円山町28-3 いちご渋谷道玄坂ビル7階
TEL 03-6690-2005
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